ONTAP 9.13

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SVMネームスペースにおけるFPolicyサービスの仕組み

ONTAPは、統合Storage Virtual Machine(SVM)ネームスペースを提供します。ジャンクションによってクラスタ全体のボリュームを統合し、単一の論理ファイルシステムを実現します。FPolicyサーバーはネームスペース トポロジーを認識し、ネームスペース全体にFPolicyサービスを提供します。

ネームスペースはSVMに固有のもので、その内部に含まれています。したがって、ネームスペースはSVMコンテキストからのみ表示できます。ネームスペースには次のような特徴があります。

  • 各SVMには単一のネームスペースが存在します。ネームスペースのルートはルート ボリュームで、ネームスペース内ではスラッシュ(/)として表されます。

  • その他すべてのボリュームは、ルート(/)より下のジャンクション ポイントを保持します。

  • ボリューム ジャンクションは、クライアントに対して透過的です。

  • 単一のNFSエクスポートは、ネームスペース全体へのアクセスを提供できます。あるいは、エクスポート ポリシーで特定のボリュームをエクスポートできます。

  • ネームスペース内のボリューム、ボリューム内のqtree、またはディレクトリーにSMB共有を作成できます。

  • ネームスペース アーキテクチャーは柔軟です。

    一般的なネームスペース アーキテクチャーの例を次に示します。

    • ルートからの分岐が1つだけのネームスペース

    • ルートからの分岐が複数あるネームスペース

    • ルートから分岐していないボリュームが複数あるネームスペース

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