ONTAP 9.13

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クラスタおよび管理ネットワーク スイッチの監視の確認

クラスタ スイッチ ヘルスモニタは検出されたスイッチの監視を自動的に試みますが、スイッチが正しく設定されていないと監視が自動的に行われないことがあります。ヘルスモニタが使用中のスイッチを監視するように適切に設定されていることを確認してください。

手順
  1. クラスタ スイッチ ヘルスモニタによって検出されたスイッチを特定するには、次のコマンドを入力します。

    ONTAP 9.8以降

    system switch ethernet show

    ONTAP 9.7

    system cluster-switch show

    Model 列に値 OTHER が表示されているスイッチはONTAPで監視できません。自動検出されたスイッチがヘルスモニタのサポート対象でない場合、値が OTHER に設定されます。

    コマンド出力にスイッチが表示されない場合は、そのスイッチの検出を設定する必要があります。

  2. 富士通のサポート サイトで、サポートされている最新のスイッチ ソフトウェアとリファレンス構成ファイル(RCF)にアップグレードします。

    スイッチのRCF内のコミュニティ ストリングが、ヘルスモニタに設定されているコミュニティ ストリングと一致する必要があります。デフォルトでは、ヘルスモニタはコミュニティ ストリング cshm1! を使用します。

    現時点では、ヘルスモニタはSNMPv2のみをサポートしています。

    クラスタが監視するスイッチの情報を変更する必要がある場合は、次のコマンドを使用して、ヘルスモニタが使用するコミュニティ ストリングを変更できます。

    ONTAP 9.8以降

    system switch ethernet modify

    ONTAP 9.7

    system cluster-switch modify

  3. スイッチの管理ポートが管理ネットワークに接続されているかを確認します。

    SNMPクエリの実行にはこの接続が必要となります。

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