エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

LDAPクライアント設定とSVMの関連付け

SVMでLDAPを有効にするには、vserver services name-service ldap create コマンドを使用して、LDAPクライアント設定をSVMに関連付ける必要があります。

要件
  • LDAPドメインがネットワーク内にすでに存在しており、SVMが配置されているクラスタからアクセスできる必要があります。

  • LDAPクライアント設定がSVMに存在している必要があります。

手順
  1. SVMでLDAPを有効にします。

    vserver services name-service ldap create -vserver vserver_name -client-config client_config_name

    vserver services name-service ldap create コマンドによって設定の自動検証が行われ、ONTAPがネーム サーバーに接続できない場合はエラー メッセージが報告されます。

    次のコマンドは、「vs1」というSVMでLDAPを有効にし、「ldap1」という名前のLDAPクライアント設定を使用するように設定します。

    cluster1::> vserver services name-service ldap create -vserver vs1 -client-config ldap1 -client-enabled true
  2. vserver services name-service ldap checkコマンドを使用して、ネーム サーバーのステータスを検証します。

    次のコマンドは、SVM vs1のLDAPサーバーを検証します。

    cluster1::> vserver services name-service ldap check -vserver vs1
    
    | Vserver: vs1                                                |
    | Client Configuration Name: c1                               |
    | LDAP Status: up                                             |
    | LDAP Status Details: Successfully connected to LDAP server "10.11.12.13".                                              |

    ネーム サービスのチェック コマンドは使用できます。

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