エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9.14

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ONTAPのアップグレード前の特別な考慮事項

一部のクラスタ構成では、ONTAPソフトウェアのアップグレードを開始する前に特定の処理を実行する必要があります。 たとえば、SAN構成の場合は、アップグレードを開始する前に、各ホストに正しい数の直接パスと間接パスが設定されていることを確認する必要があります。

次の表を参照して、必要な追加手順を確認してください。

確認する項目 該当する場合に実施する作業

クラスタに複数のバージョンが混在しているか

異なるバージョンの混在に関する要件を確認する

MetroCluster構成があるか

SAN構成があるか

SANホストの構成を確認する

クラスタでSnapMirror関係が定義されているか

DPタイプのSnapMirror関係が定義されていて、ONTAP 9.12.1以降にアップグレードしようとしているか

既存のDPタイプの関係をXDPに変換する

外部キー管理サーバーに接続されたStorage Encryptionを使用しているか

キー管理サーバーへの接続をすべて削除する

SVMにネットグループをロードしているか

各ノードにネットグループ ファイルが存在することを確認する

SSLv3を使用しているLDAPクライアントがあるか

TLSを使用するようにLDAPクライアントを設定する

セッション指向プロトコルを使用しているか

セッション指向プロトコルに関する考慮事項を確認する

SSL FIPSモードが管理者アカウントをSSH公開鍵で認証するクラスタで有効になっているか

SSHホスト キー アルゴリズムのサポートを確認する

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