エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

ノードからのNICの取り外し(ONTAP 9.8以降)

このトピックはONTAP 9.8以降が対象です。障害の発生したNICをスロットから取り外したり、メンテナンス時にNICを別のスロットに移したりしなければならない場合があります。

手順
  1. ノードの電源を切断します。

  2. NICをスロットから物理的に取り外します。

  3. ノードの電源を投入します。

  4. ポートが削除されたことを確認します。

    network port show
    ポートはすべてのインターフェイス グループから自動的に削除されます。ポートがインターフェイス グループの唯一のメンバーであった場合、そのインターフェイス グループは削除されます。
  5. ポートにVLANが設定されていた場合は、VLANが孤立状態になります。孤立状態のVLANは、次のコマンドを使用して確認できます。

    cluster controller-replacement network displaced-vlans show
    displaced-interface showdisplaced-vlans show、およびdisplaced-vlans restoreの各コマンドではcluster controller-replacement networkから始まる完全修飾コマンド名は必要ありません。
  6. これらのVLANは削除されていますが、次のコマンドを使用してリストアできます。

    displaced-vlans restore
  7. ポートにLIFが設定されていた場合は、同じブロードキャスト ドメイン内の別のポートが新しいホーム ポートとして自動的に選択されます。同じストレージ コントローラーに適切なホーム ポートが見つからなかったLIFは、孤立状態と見なされます。孤立状態のLIFは、次のコマンドを使用して確認できます。

    displaced-interface show

  8. 同じノードのブロードキャスト ドメインに新しいポートを追加すると、LIFのホーム ポートは自動的にリストアされます。また、network interface modify -home-port -home-nodeコマンドを使用してホーム ポートを設定するか、displaced- interface restoreコマンドを使用することもできます。

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