ONTAP 9.13

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論理ポート

各ノードに搭載された物理ポートに加え、論理ポートを使用してネットワーク トラフィックを管理することができます。論理ポートにはインターフェイス グループとVLANがあります。

インターフェイス グループ

インターフェイス グループは、複数の物理ポートを1つの論理的な「トランク ポート」に集約したものです。複数のPCIスロット内のNICのポートで構成されるインターフェイス グループを作成することで、1つのスロットに障害が発生した場合もビジネス クリティカルなトラフィックの停止を回避することができます。

インターフェイス グループには、シングルモード、マルチモード、またはダイナミック マルチモードという3つのモードがあります。モードごとにフォールト トレランスのレベルが異なります。どちらかのタイプのマルチモード インターフェイス グループを使用すると、ネットワーク トラフィックを負荷分散できます。

VLAN

VLANは、ネットワーク ポート(またはインターフェイス グループ)からのトラフィックを論理的なセグメントに分割します。このセグメントは、物理的な境界ではなくスイッチ ポートに基づいて定義されます。それぞれのVLANには、機能またはアプリケーションで関連性のあるエンド ステーションが属します。

たとえば、エンジニアリングやマーケティングなどの部門単位、またはリリース1やリリース2などのプロジェクト単位で、エンド ステーションをまとめることができます。VLANではエンド ステーションが物理的に近接していることは重要ではなく、地理的に離れた場所に配置することができます。

VLANによる部門ごとのトラフィックの分離方法
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