ONTAP 9.13

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ネットワーク ポート属性の変更

物理ネットワーク ポートの自動ネゴシエーション、二重モード、フロー制御、速度、および健全性の設定を変更することができます。

開始する前に

LIFをホストしているポートは変更できません。

タスク概要
  • 100GbE、40GbE、10GbE、または1GbEのネットワーク インターフェイスの管理設定は変更しないことをお勧めします。

    二重モードおよびポート速度の設定値のことを管理設定と呼びます。ネットワークの制限によっては、管理設定が運用設定(ポートで実際に使用されている二重モードおよび速度)と同じにならないことがあります。

  • インターフェイス グループの基盤となる物理ポートの管理設定は変更しないことをお勧めします。

    ポートの管理設定を変更するには、-up-admin パラメーター(advanced権限レベルで使用可能)を使用します。

  • ノードのすべてのポート、またはノードで動作している最後のクラスタLIFをホストしているポートの -up-admin 管理設定はfalseに設定しないことをお勧めします。

  • 管理ポート e0M のMTUサイズは変更しないことをお勧めします。

  • ブロードキャスト ドメインのポートのMTUサイズを、そのブロードキャスト ドメイン用に設定されたMTU値以外に変更することはできません。

  • VLANのMTUサイズがベース ポートのMTUサイズの値を超えることはできません。

手順
  1. ネットワーク ポートの属性を変更します。

    network port modify

  2. -ignore-health-status フィールドをtrueに設定すると、システムは指定したポートのヘルス ステータスを無視することができます。

    ネットワーク ポートのヘルス ステータスは「デグレード」から「健全」に自動的に変更され、このポートを使用してLIFをホストできるようになりました。クラスタ ポートのフロー制御を none に設定してください。デフォルトでは、フロー制御は full に設定されています。

次のコマンドは、フロー制御をnoneに設定してポートe0bのフロー制御を無効にします。

network port modify -node cluster-1-01 -port e0b -flowcontrol-admin none
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