エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

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アプリケーション タグとコンポーネント タグの変更

ONTAP 9.12.1以降、整合性グループではコンポーネントとアプリケーションのタグ付けがサポートされます。アプリケーション タグとコンポーネント タグを使用すると、整合性グループ内のさまざまなワークロードをフィルターリングして識別し、管理できます。

タスク概要

整合性グループには、以下の2種類のタグがあります。

  • アプリケーション タグ:個別の整合性グループと親整合性グループに適用されます。アプリケーション タグを使用して、MongoDB、Oracle、SQL Serverなどのワークロードをラベル付けすることができます。整合性グループのデフォルトのアプリケーション タグは「Other」です。

  • コンポーネント タグ:階層型整合性グループ内の子には、アプリケーション タグではなくコンポーネント タグが付けられます。コンポーネント タグのオプションは、「data」、「logs」、または「other」です。デフォルト値は「Other」です。

タグは整合性グループの作成時または作成後に適用できます。

整合性グループにSnapMirror Active Sync関係がある場合は、アプリケーション タグまたはコンポーネント タグとして「Other」を使用する必要があります。
手順

ONTAP 9.12.1以降では、ONTAP System Managerを使用してアプリケーション タグとコンポーネント タグを変更できます。ONTAP 9.14.1以降では、ONTAP CLIを使用してアプリケーション タグとコンポーネント タグを変更できます。

ONTAP System Manager
  1. [ストレージ] > [整合性グループ]を選択します。

  2. 変更するタグの整合性グループを選択します。整合性グループの名前の横にあるthree stacked dotsを選択し、[編集]を選択します。

  3. ドロップダウン メニューで、適切なアプリケーション タグまたはコンポーネント タグを選択します。

  4. [保存]を選択します。

CLI

ONTAP 9.14.1以降では、ONTAP CLIを使用して、既存の整合性グループのアプリケーション タグまたはコンポーネント タグを変更できます。

開始する前に
  • このタスクを実行するには、admin権限レベルが必要です。

  • ONTAP 9.14.1では、このタスクを実行するには、クラスタ管理者またはSVMの管理者である必要があります。ONTAP 9.15.1以降では、admin権限レベルのすべてのユーザーがこのタスクを実行できます。

アプリケーション タグの変更
  1. アプリケーション タグでは、事前に設定された特定の文字列のみが許容されます。許容される文字列のリストを確認するには、次のコマンドを実行します。 consistency-group modify -vserver svm_name -consistency-group consistency_group -application-type ?

  2. 出力から適切な文字列を選択し、整合性グループを変更します。 consistency-group modify -vserver svm_name -consistency-group consistency_group -application-type application_type

コンポーネント タグの変更
  1. コンポーネント タイプを変更します。コンポーネント タイプには、data、logs、またはotherを指定できます。SnapMirror Active Syncを使用している場合は、「other」にする必要があります。 consistency-group modify -vserver svm -consistency-group child_consistency_group -parent-consistency-group parent_consistency_group -application-component-type [data|logs|other]

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