エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9

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TCPおよびUDP経由のNFSアクセスの制御

TCPおよびUDP経由でのStorage Virtual Machine(SVM)へのNFSアクセスを有効または無効にするには、それぞれ -tcp および -udp パラメーターを使用します。これにより、環境でNFSクライアントがTCPまたはUDP経由でデータにアクセスできるかどうかを制御できます。

タスク概要

これらのパラメーターはNFSのみに適用されます。補助プロトコルには適用されません。たとえば、TCP経由のNFSを無効にしても、TCP経由のマウント処理は引き続き実行できます。TCPまたはUDPトラフィックを完全にブロックするには、エクスポート ポリシー ルールを使用できます。

コマンドの失敗を防ぐために、NFSに対してTCPを無効にする前にSnapDiff RPCサーバーをオフにする必要があります。TCPを無効にするには、vserver snapdiff-rpc-server off -vserver vserver name コマンドを使用します。

手順
  1. 次のいずれかを実行します。

    設定するNFSアクセスの状態

    入力するコマンド

    TCP経由で有効化

    vserver nfs modify -vserver vserver_name -tcp enabled

    TCP経由で無効化

    vserver nfs modify -vserver vserver_name -tcp disabled

    UDP経由で有効化

    vserver nfs modify -vserver vserver_name -udp enabled

    UDP経由で無効化

    vserver nfs modify -vserver vserver_name -udp disabled

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