エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

ツリークォータの機能 - 概要

qtreeをターゲットとするクォータを作成して、ターゲットのqtreeの最大サイズを制限できます。これらのクォータは、ツリークォータ とも呼ばれます。

qtreeにクォータを適用すると、ドライブ パーティションと同じような結果が得られます。ただし、クォータを変更することで、qtreeの最大サイズをいつでも変更できます。ツリークォータを適用すると、所有者に関係なくqtreeのドライブ スペースとファイル数が制限されます。書き込み操作によってツリークォータを超える場合、rootユーザーとBUILTIN\Administratorsグループのメンバーを含むすべてのユーザーはqtreeへの書き込みを行うことができません。

クォータのサイズは、利用可能な特定のスペース量を保証するものではありません。クォータのサイズは、qtreeで使用できる空きスペースの量よりも多く設定できます。volume quota report コマンドを使用すると、qtree内で実際に利用可能なスペース容量を確認できます。

Top of Page