ONTAP 9.13
概要と概念
ONTAPの概念
ONTAPのセットアップ、アップグレード、リバート
ONTAPのセットアップ
ONTAP System Managerを使用したクラスタのセットアップ
CLIを使用したクラスタのセットアップ
ONTAPのアップグレード
計画的なアップグレードの前の自動アップグレード前チェックの実行
適切なアップグレード方法の確認
ONTAPのリバート
リバート前にチェックが必要なその他の項目
SnapMirror
クラスタ管理
ONTAP System Managerを使用したクラスタ管理
ONTAP System Managerを使用したクラスタへのアクセス
CLIによるクラスタ管理
CLIを使用したクラスタへのアクセス(クラスタ管理者のみ)
ONTAPコマンドライン インターフェイスの使用
クラスタ管理の基礎(クラスタ管理者のみ)
SP / BMCを使用したリモートからのノードの管理
SP/BMCファームウェアの更新の管理方法
Baseboard Management Controller (BMC)について
ネットワーク インターフェイスを使用したSP / BMCファームウェアの更新
SP CLIセッション、SPコンソール セッション、システム コンソール セッションの関係
しきい値ベースのSPセンサーの読み取り値とsystem sensorsコマンドのステータス値について
クラスタ構成のバックアップとリストア(クラスタ管理者のみ)
ストレージ システムの監視
AutoSupportメッセージが送信されるタイミングおよび場所
AutoSupportによるイベントトリガー型メッセージの作成と送信
イベントトリガー型AutoSupportメッセージで送信されるファイル
週単位のAutoSupportメッセージで送信されるファイル
スケジュールされたメンテナンス時間中のAutoSupportケースの抑制
メッセージを受信しない場合のAutoSupportのトラブルシューティング
HTTPまたはHTTPS経由でのAutoSupportメッセージ配信のトラブルシューティング
システムの健全性の監視
Webサービスへのアクセスの管理
ドライブと階層(アグリゲート)の管理
ローカル階層(アグリゲート)の管理
ローカル階層(アグリゲート)を追加する準備
ローカル階層(アグリゲート)の追加(作成)
ローカル階層(アグリゲート)の使用の管理
ローカル階層(アグリゲート)のドライブとRAIDグループの情報の確認
Storage VM(SVM)へのローカル階層(アグリゲート)の割り当て
ローカル階層(アグリゲート)に配置されているボリュームの確認
ローカル階層(アグリゲート)への容量(ドライブ)の追加
ドライブの管理
ルート / データ パーティショニングの追加の管理オプション
RAID構成の管理
Flash Poolローカル階層(アグリゲート)の管理
Flash Poolローカル階層(アグリゲート)のキャッシング ポリシー
Flash Poolのキャッシング ポリシーの管理
Flash Poolローカル階層(アグリゲート)のキャッシング ポリシーを変更するかどうかの確認
ストレージ プールを使用するFlash Poolローカル階層(アグリゲート)に対するFlash Pool SSDパーティショニング
物理SSDを使用するFlash Poolローカル階層(アグリゲート)の作成
SSDストレージ プールを使用したFlash Poolローカル階層(アグリゲート)の作成
Flash Poolローカル階層(アグリゲート)でSSDストレージ プールを使用しているかどうかの確認
SSDストレージ プールの割当単位を使用したFlash Poolの作成
FabricPool階層の管理
FabricPoolの設定
FabricPoolの設定準備
FabricPoolのクラウド階層として使用するオブジェクト ストアのセットアップ
クラウド階層としてのGoogle Cloud Storageのセットアップ
FabricPoolの管理
Inactive Data Reportingによるボリューム内のアクセス頻度の低いデータ量の確認
ユーザー独自のタグを使用したオブジェクトのタグ付け
FabricPoolミラーの管理
HAペアの管理
ボリューム管理
ONTAP System Managerを使用したボリュームとLUNの管理
CLIを使用した論理ストレージの管理
ボリュームの作成と管理
SANボリューム
ボリュームがフルになったときにスペースを自動的に確保するための設定
自動縮小とSnapshotコピーの自動削除両方を有効にするための要件
FlexVolのスペース不足アラートと過剰割り当てアラートへの対処
ストレージQoSを使用したFlexVolへのI/Oパフォーマンスの制御と監視
ディレクトリーの削除
ボリュームの移動とコピー
FlexCloneボリュームによるFlexVolの効率的なコピーの作成
SnapMirrorの元のボリュームまたはデスティネーション ボリュームからFlexCloneボリュームを作成する際の考慮事項
FlexCloneファイルとFlexClone LUNによるファイルとLUNの効率的なコピーの作成
FlexCloneファイルまたはFlexClone LUNの作成
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNの作成や削除に使用できるノード容量の表示
FlexCloneファイルとFlexClone LUNによるスペース削減の表示
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNの削除方法
自動削除設定でFlexVolの空きスペースを再生する仕組み
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNを自動的に削除するためのFlexVolの設定
qtreeを使用したFlexVolのパーティショニング
クォータを使用したリソース使用量の制限または追跡
クォータ プロセスの概要
ハード クォータ、ソフト クォータ、およびしきい値クォータの違い
ユーザーおよびグループとクォータ
ツリー クォータの機能
qtreeの変更がクォータに与える影響
クォータ情報の表示方法
クォータ レポートを使用した特定ファイルへの書き込みを制限しているクォータの特定
volume quota policy rule showコマンドとvolume quota reportコマンドのどちらを使用するか
クォータ レポートとUNIXクライアントで表示されるスペース使用量の相違
重複排除、データ圧縮、データ コンパクションによるストレージ効率の向上
ETERNUS AX seriesシステムでのボリュームレベルの自動バックグラウンド重複排除の管理
ETERNUS AX seriesシステムでアグリゲートレベルのインライン重複排除を管理します。
ETERNUS AX seriesシステムでのアグリゲートレベルのバックグラウンド重複排除の管理
温度に基づくストレージ効率化(Temperature Sensitive Storage Efficiency) - 概要
ボリューム移動処理とSnapMirror処理でのStorage Efficiencyの動作
ETERNUS AX seriesシステムのインライン データ コンパクションの管理
ETERNUS AX seriesのインライン データ コンパクションの有効化
ETERNUS AX seriesシステムでのインラインのStorage Efficiency機能のデフォルトでの有効化
効率化処理を実行するボリューム効率化ポリシーの作成
あるSVMから別のSVMへのボリュームのリホスト
推奨されるボリュームとファイルまたはLUNの設定の組み合わせ
スペース リザーブ ファイルまたはスペース リザーブLUNとシックプロビジョニング ボリュームを組み合わせた場合の設定
スペース リザーブなしのファイルまたはスペース リザーブなしのLUNとシンプロビジョニング ボリュームを組み合わせた場合の設定
スペース リザーブ ファイルまたはスペース リザーブLUNとセミシック ボリューム プロビジョニングを組み合わせた場合の設定
ファイルおよびディレクトリーの容量を変更する際の注意事項および考慮事項
FlexVolに許可される最大ファイル数の変更に関する考慮事項
FlexVolの最大ディレクトリー サイズを増やす場合の注意事項
FlexCloneファイルとFlexClone LUNでサポートされる機能
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNと重複排除
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNとSnapshotコピー
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNでのアクセス制御リストの処理
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNとクォータ
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNとFlexCloneボリューム
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNとNDMP
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNとVolume SnapMirror
ボリューム移動がFlexCloneファイルとFlexClone LUNに及ぼす影響
ONTAP System Managerを使用したFlexGroupボリュームの管理
CLIを使用したFlexGroupボリュームの管理
FlexGroupボリュームでサポートされる機能とサポートされない機能
FlexGroupボリュームの管理
FlexGroupボリュームのサイズを自動的に拡張および縮小するための設定
FlexGroupボリュームでのStorage Efficiencyの有効化
Snapshotコピーを使用したFlexGroupボリュームの保護
FlexGroupボリュームのデータ保護
FlexGroupボリュームのSnapMirror関係の作成
FlexGroupボリュームの一元化されたデータ保護関係の作成
FlexGroupボリュームのSVMディザスタ リカバリー関係の作成
FlexGroupの既存のSnapMirror関係からSVM DRへの移行
SVM-DR関係におけるFlexVolからFlexGroupボリュームへの変換
FlexGroupのSnapMirrorカスケード / ファンアウト関係の作成に関する考慮事項
FlexGroupボリュームに対するデータ保護処理の管理
SnapMirror関係にあるFlexGroupボリュームの拡張
FlexGroupボリュームからのSnapMirror単一ファイルのリストア
FlexVolからFlexGroupボリュームへの変換
ネットワーク管理
CLIを使用したNASパスのフェイルオーバー設定
ONTAP 9.8以降
ワークフロー:NASパスのフェイルオーバー
ONTAP 9.7
CLIを使用したネットワークの管理
ブロードキャスト ドメインの設定(クラスタ管理者のみ)
ONTAP 9.8以降
LIFの設定(クラスタ管理者のみ)
ネットワーク負荷の分散によるユーザー トラフィックの最適化(クラスタ管理者のみ)
クラスタ上のSNMPの管理(クラスタ管理者のみ)
NASストレージの管理
ONTAP System Managerを使用したNASプロトコルの管理
CLIを使用したNFSの設定
SVMへのNFSアクセスの設定
SVMルート ボリュームのエクスポート ポリシーによるアクセスの許可
ネーム サービスの設定
ローカルUNIXユーザーおよびグループの設定
NFSでのKerberos使用によるセキュリティ強化
NFS対応SVMへのストレージ容量の追加
CLIを使用したNFSの管理
NASファイル アクセスについて
ONTAPによるNFSクライアント認証の処理
セキュリティ形式の設定
セキュリティ形式がデータ アクセスに与える影響
NFSを使用したファイル アクセスの設定
エクスポート ポリシーを使用したNFSアクセスの保護
エクスポート ポリシーがボリュームまたはqtreeへのクライアント アクセスを制御する仕組み
ネーム サービスの設定
ネーム マッピングの設定
NFSを使用したファイル アクセスの管理
不明なUNIXユーザーによるNTFSボリュームまたはqtreeへのNFSアクセスの処理
非予約ポートを使用してNFSエクスポートをマウントするクライアントに関する注意事項
ドメインの検証によるネットグループのより厳密なアクセス チェックの実行
ローカルUNIXユーザー、グループ、およびグループ メンバーに対する制限
LDAPクライアント スキーマ テンプレートの管理用コマンド
NFS Kerberosインターフェイス設定の管理用コマンド
ファイル ロックの管理
NFSでのFPolicyのfirst-readおよびfirst-writeフィルターの動作
NFSv4 ACLの管理
VMware vStorage over NFSの有効化または無効化
サポートされるNFSバージョンおよびクライアント
CLIを使用したSMBの設定
SVMへのSMBアクセスの設定
SVMルート ボリュームのエクスポート ポリシーによるアクセスの許可
Active DirectoryドメインでのSMBサーバーのセットアップ
共有ストレージへのSMBクライアント アクセスの設定
CLIを使用したSMBの管理
SMBサーバーのサポート
SMBサーバーの管理
オプションを使用したSMBサーバーのカスタマイズ
UNIXセキュリティ形式のデータに対するファイル セキュリティのSMBクライアントへの提供方法の管理
SMBサーバーのセキュリティ設定の管理
SVMディザスタ リカバリー構成でのSMBサーバー セキュリティ設定に関するガイドライン
ローカルSMBユーザーに対するパスワードの複雑さの要件の有効化と無効化
AES暗号化によるKerberosベースの通信の強固なセキュリティ設定
Kerberosベースの通信用のAES暗号化の有効化と無効化
SMB署名を使用したネットワーク セキュリティの強化
SMB経由のデータ転送でのSMBサーバーのSMB暗号化要求の設定
LDAPセッションの通信の保護
パフォーマンスと冗長性を高めるためのSMBマルチチャネルの設定
SMBサーバーでのデフォルトWindowsユーザーからUNIXユーザーへのマッピングの設定
SMBセッション経由で接続しているユーザーのタイプ情報の表示
Windowsクライアントの過剰なリソース消費を制限するコマンド オプション
従来のoplockおよびoplockリースでのクライアント パフォーマンスの向上
oplockを使用するときの書き込みキャッシュ データ消失に関する考慮事項
SMBサーバーへのグループ ポリシー オブジェクトの適用
CIFSサーバー コンピューター アカウント パスワードの管理用コマンド
ドメイン コントローラー接続の管理
非Kerberos環境でストレージにアクセスするためのnullセッションの使用
SMBサーバー用のNetBIOSエイリアスの管理
SMBサーバーに関するその他のタスクの管理
SMBを使用したファイル アクセスの設定
セキュリティ形式の設定
セキュリティ形式がデータ アクセスに与える影響
ネーム マッピングの設定
マルチドメイン ネーム マッピング検索の設定
ファイル権限を使用したファイル アクセスの保護
ダイナミック アクセス制御(DAC)を使用したファイル アクセスの保護
CIFSサーバーでダイナミック アクセス制御と集約型アクセス ポリシーを使用する際の考慮事項
ダイナミック アクセス制御が無効な場合のダイナミック アクセス制御ACEを含むACLの管理
エクスポート ポリシーを使用したSMBアクセスの保護
ストレージレベルのアクセス保護を使用したファイル アクセスの保護
SMBを使用したファイル アクセスの管理
ローカル ユーザーおよびローカル グループを使用した認証と許可
ONTAPでのローカル ユーザーとローカル グループの使用方法
ローカル グループを含むSVMでのSnapMirrorの使用に関するガイドライン
CIFSサーバーを削除したときにローカル ユーザーとローカル グループが受ける影響
BUILTINグループとローカル管理者アカウントの使用に関するガイドライン
ローカル ユーザー アカウントの管理
ローカル グループの管理
トラバース チェックのバイパスの設定
ファイル セキュリティと監査ポリシーに関する情報の表示
NTFSセキュリティ形式のボリュームのファイル セキュリティに関する情報の表示
mixedセキュリティ形式のボリュームのファイル セキュリティに関する情報の表示
UNIXセキュリティ形式のボリュームのファイル セキュリティに関する情報の表示
CLIを使用したFlexVolのNTFS監査ポリシーに関する情報の表示
CLIを使用したSVMのNTFSファイル セキュリティ、NTFS監査ポリシー、ストレージレベルのアクセス保護の管理
CLIを使用してファイルおよびフォルダーのセキュリティを設定するユースケース
CLIを使用してファイルおよびフォルダーのセキュリティを設定する場合の制限事項
セキュリティ記述子を使用したファイルおよびフォルダーのセキュリティ設定
SVMディザスタ リカバリー デスティネーションでローカル ユーザーまたはグループを使用するファイルとディレクトリーのポリシーを適用する際のガイドライン
CLIを使用したNTFSファイルおよびフォルダーに対するファイル セキュリティの設定および適用
ファイル ロックの管理
SMBクライアントベースのサービスの導入
オフライン ファイルを使用したオフラインで使用するファイルのキャッシング
SMBサーバーベースのサービスの導入
UNIXシンボリック リンクへのSMBクライアント アクセスの設定
ONTAPを使用してUNIXシンボリック リンクへのSMBクライアント アクセスを提供する方法
SMBアクセス用にUNIXシンボリック リンクを設定する場合の制限
BranchCacheを使用したブランチ オフィスでのSMB共有のコンテンツのキャッシュ
要件とガイドライン
Auto LocationとSMB自動ノード リファーラルによるクライアント応答時間の短縮
Microsoft Hyper-VおよびSQL Server向けのSMBの設定
Microsoft Hyper-V over SMBおよびSQL Server over SMBソリューション用のONTAPの設定
Hyper-VおよびSQL Server over SMBでのノンストップ オペレーション
SMB経由のノンストップ オペレーションを実現するプロトコル
Hyper-VおよびSQL Server over SMBでのノンストップ オペレーションの主要な概念
SMB 3.0の機能がSMB共有を介したノンストップ オペレーションをサポートする仕組み
リモートVSSによる共有ベースのバックアップ
SnapManager for Hyper-VによるHyper-V over SMBのリモートVSSベースのバックアップの管理方法
Hyper-V over SMBおよびSQL Server over SMB共有でのODXコピー オフロードの使用方法
設定要件と考慮事項
Hyper-V over SMB用のSMBサーバーとボリュームの要件
SQL Server over SMB用のSMBサーバーとボリュームの要件
Hyper-V over SMBでの継続的可用性を備えた共有の要件と考慮事項
SQL Server over SMBでの継続的可用性を備えた共有の要件と考慮事項
SQL ServerおよびHyper-V over SMB構成に関する推奨事項
Hyper-V over SMBおよびSQL Server over SMBでノンストップ オペレーションを実現するためのONTAP設定
Kerberos認証およびNTLMv2認証の許可の確認(Hyper-V over SMB共有)
ドメイン アカウントがデフォルトのUNIXユーザーにマッピングされていることの確認
SVMルート ボリュームのセキュリティ形式がNTFSに設定されていることの確認
パフォーマンスと冗長性を高めるためのSMBマルチチャネルの設定
SANストレージの管理
SANの概念
igroupのイニシエータWWPNおよびiSCSIノード名の指定
VMwareとMicrosoftのコピーオフロードによるストレージ仮想化
SAN管理
igroupとポートセットの管理
選択的LUNマップ
iSCSIプロトコルの管理
NVMeプロトコルの管理
FCアダプターを搭載したシステムの管理
すべてのSANプロトコルのLIFの管理
SAN環境でのデータ保護方法
LUNの移動またはコピーがSnapshotコピーに及ぼす影響
FlexClone LUNを使用したデータの保護
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNを自動的に削除するためのFlexVolの設定
SAN環境でのSnapVaultバックアップの設定と使用
SAN構成に関するリファレンス
FC構成に関する考慮事項
FCアダプターを搭載したシステムの管理
Fibre ChannelおよびFCoEのゾーニング
S3オブジェクト ストレージの管理
S3構成
ONTAP 9でのS3のサポート
SVMへのS3アクセスの設定
S3対応SVMへのストレージ容量の追加
S3オブジェクト ストレージへのクライアント アクセスの有効化
リモートのFabricPool階層化用ONTAP S3アクセスの有効化
S3 SnapMirrorによるバケットの保護
セキュリティとデータ暗号化
ONTAP System Managerを使用したセキュリティの管理
CLIを使用した管理者認証とRBACの管理
アクセス制御ロールの管理
管理者アカウントの管理
NASの監査とセキュリティ トレース
監査できるNFSファイルおよびディレクトリーのアクセス イベント
ファイルおよびディレクトリーに適用されている監査ポリシーに関する情報の表示
Windowsの[セキュリティ]タブを使用した監査ポリシーに関する情報の表示
監査できるCLI変更イベント
SVMでのFPolicyによるファイルの監視と管理
FPolicyの仕組み
FPolicy の設定を計画
FPolicyを設定するための要件、考慮事項、およびベストプラクティス
FPolicy外部エンジンの設定の計画
SSL認証接続を使用するためのFPolicy外部エンジン設定についての追加情報
非ID保持設定のSVMディザスタ リカバリー関係で証明書がレプリケートされない
FPolicy設定の変更
FPolicy設定に関する情報の表示
セキュリティ トレースを使用したファイルおよびディレクトリーへのアクセスの検証およびトラブルシューティング
セキュリティ トレースの実行
CLIを使用した暗号化の管理
Volume Encryptionの設定
富士通のハードウェアベースの暗号化の設定
外部キー管理の設定
Encryptionの管理
volume encryption rekey startコマンドを使用したボリュームの暗号化キーの変更
Storage Encryptionの認証キーのローテーション
暗号化されたボリュームでのデータのセキュアー パージ
SnapMirror関係にない暗号化されたボリュームでのデータのセキュアー パージ
FIPSドライブまたはSEDのデータにアクセスできない状態にする方法
データ保護とディザスタリカバリー
ONTAP System Managerによるデータ保護
CLIを使用したクラスタとSVMのピアリング
CLIによるデータ保護
ローカルSnapshotコピーの管理
SnapMirrorボリューム レプリケーション
SnapMirror Synchronousディザスタ リカバリーの基本
StrictSyncポリシーとSyncポリシーでサポートされるワークロードについて
SnapMirrorテクノロジを使用したバックアップのアーカイブ
SnapMirrorのライセンス
SnapMirrorボリューム レプリケーションの管理
ワンステップでのレプリケーション関係の設定
SnapMirror Synchronous関係のモードの変換
SnapMirror DRデスティネーション ボリュームからのデータの提供
SnapMirrorデスティネーション ボリュームからのファイルのリストア
SnapMirror SVMレプリケーションの管理
SnapLockテクノロジを使用したアーカイブとコンプライアンス
Configure SnapLock
WORMファイルを管理します
整合性グループの管理
SnapMirror Business Continuity
SM-BCの管理とデータの保護
MetroClusterとSnapMirror Business ContinuityのためのMediatorサービス
インストールまたはアップグレード
ONTAP System Managerを使用したMetroClusterサイトの管理
MetroClusterのスイッチオーバーとスイッチバックの実行
テープ バックアップを使用したデータ保護
テープ ドライブの管理
FlexVolのNDMP
FlexVolのSVMを対象としたNDMPモードの管理
異なるLIFタイプでのバックアップおよびリストアに使用できるボリュームとテープ デバイス
FlexVolのテープ バックアップおよびリストア処理の監視
FlexVolのテープ バックアップおよびリストアに関するエラー メッセージ
バックアップおよびリストアに関するエラー メッセージ
Resource limitation: no available thread
Maximum number of allowed dumps or restores (maximum session limit) in progress
Tape write failed - new tape encountered media error
Tape write failed - new tape is broken or write protected
Tape write failed - new tape is already at the end of media
Tape record size is too small. Try a larger size.
NDMPに関するエラー メッセージ
Message from Read Socket: error_string
Message from Write Dirnet: error_string
ndmpd invalid version number: version_number ``
ndmpd session session_ID not active
Could not obtain vol ref for Volume volume_name
DATA LISTEN: CAB data connection prepare precondition error
DATA CONNECT: CAB data connection prepare precondition error
Error:show failed: Cannot get password for user '<username>'
ダンプに関するエラー メッセージ
Destination volume is read-only
Destination qtree is read-only
Dumps temporarily disabled on volume, try again
Restore of the file <file name> failed
Truncation failed for src inode <inode number>…
SMTapeに関するエラー メッセージ
Failed to initialize restore stream
Image header missing or corrupted
Invalid backup image magic number
Job aborted due to Snapshot autodelete
Tape is currently in use by other operations
Transfer failed (Aborted due to MetroCluster operation)
Transfer failed (ARL initiated abort)
Transfer failed (CFO initiated abort)
Transfer failed (SFO initiated abort)
Underlying aggregate under migration
NDMP設定
ElementソフトウェアとONTAPのレプリケーション
ElementソフトウェアでのSnapMirrorの有効化
レプリケーション関係の設定
SnapMirror DRデスティネーション ボリュームからのデータの提供
イベントとパフォーマンスの監視
CLIを使用したクラスタのパフォーマンスの監視および管理
パフォーマンスの問題の管理
基本的なインフラ チェックの実施
Unified Managerを使用したクラスタ パフォーマンスの監視
ファイルシステム分析
FPolicy設定時の要件、考慮事項、およびベストプラクティス
SVMでFPolicyを作成して設定する前に、FPolicyの設定に関する一定の要件、考慮事項、およびベストプラクティスについて確認しておく必要があります。
FPolicy機能の設定には、コマンドライン インターフェイス(CLI)またはREST APIを使用します。
FPolicyを設定するための要件
Storage Virtual Machine(SVM)でFPolicyを設定して有効にする前に、一定の要件について確認しておく必要があります。
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クラスタ内のすべてのノードで、FPolicyがサポートされているバージョンのONTAPが実行されている必要があります。
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ONTAPの標準のFPolicyエンジンを使用しない場合は、外部FPolicyサーバー(FPolicyサーバー)をインストールしておく必要があります。
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FPolicyポリシーが有効になっているSVMのデータLIFからアクセスできるサーバーに、FPolicyサーバーがインストールされている必要があります。
ONTAP 9.8以降では、 data-fpolicy-client
サービスが追加され、アウトバウンドFPolicy接続用にクライアントLIFサービスを提供できるようになりました。LIFとサービス ポリシーの詳細については、こちらを参照してください。 -
FPolicyポリシーの外部エンジンの設定で、FPolicyサーバーのIPアドレスがプライマリー サーバーまたはセカンダリー サーバーとして設定されている必要があります。
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FPolicyサーバーで特権データ チャネルを使用してデータにアクセスする場合は、次に示す追加の要件を満たしている必要があります。
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クラスタでSMBのライセンスが有効になっている。
特権データ アクセスはSMB接続を使用して実行されます。
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特権データ チャネルを使用してファイルにアクセスするためのユーザー クレデンシャルが設定されている。
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FPolicyサーバーがFPolicy設定で指定されたクレデンシャルで実行されている。
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FPolicyサーバーとの通信に使用されるすべてのデータLIFで、許可されているプロトコルの1つとして
cifs
が設定されている。これには、パススルー リード接続で使用されるLIFも含まれます。
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FPolicyを設定する際のベストプラクティスと推奨事項
FlexVolを備えたStorage Virtual Machine(SVM)でFPolicyを設定するときは、FPolicy設定によって監視のパフォーマンスが向上し、要件を満たす結果が得られるようにするため、設定に関するベストプラクティスと推奨事項を理解しておく必要があります。
ポリシー設定
FPolicy外部エンジン、イベント、SVM用のスコープを設定することで、全体的なエクスペリエンスとセキュリティが向上する可能性があります。
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SVM用のFPolicy外部エンジンの設定:
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セキュリティを強化するには、パフォーマンスコストがかかります。Secure Sockets Layer(SSL)通信を有効にすると、共有へのアクセスのパフォーマンスに影響します。
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FPolicyサーバーの通知処理の耐障害性と高可用性を確保するには、FPolicy外部エンジンに複数のFPolicyサーバーを設定する必要があります。
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SVMのFPolicyイベントの設定
ファイル操作の監視は、エクスペリエンス全体に影響します。たとえば、ストレージ側で不要なファイル操作をフィルターリングすると、操作性が向上します。富士通では、次の設定を推奨しています。
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ユースケースを壊さずに、最小タイプのファイル処理を監視し、最大数のフィルターを有効にする。
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属性取得、読み取り、書き込み、オープン、クローズの各処理にフィルターを使用する。SMBおよびNFSホームディレクトリー環境では、これらの処理の割合が高くなっています。
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SVMのFPolicyスコープの設定
ポリシーのスコープを、SVM全体で有効にするのではなく、共有、ボリューム、エクスポートなどの関連するストレージオブジェクトに制限します。富士通はディレクトリー拡張子をチェックすることを推奨します。
is-file-extension-check-on-directories-enabled`パラメーターが `true
に設定されている場合、ディレクトリーオブジェクトは通常のファイルと同じ拡張子チェックの対象となります。
ネットワーク構成
FPolicyサーバーとコントローラーの間のネットワーク接続のレイテンシを低くする必要があります。富士通では、プライベートネットワークを使用してFPolicyトラフィックをクライアントトラフィックから分離することを推奨しています。
また、レイテンシを最小限に抑え、広帯域幅接続を確保するために、外部FPolicyサーバー(FPolicyサーバー)は広帯域幅接続が確保されたクラスタの近くに配置する必要があります。
FPolicyトラフィック用のLIFがクライアントトラフィック用のLIFとは別のポートに設定されている場合、ポートの障害が原因でFPolicy LIFがもう一方のノードにフェイルオーバーすることがあります。その結果、ノードからFPolicyサーバーに到達できなくなり、ノードでのファイル操作に関するFPolicy通知は失敗します。この問題を回避するには、ノード上の少なくとも1つのLIFからFPolicyサーバーにアクセスして、そのノードで実行されるファイル操作のFPolicy要求を処理できることを確認します。 |
ハードウェア構成
FPolicyサーバーは物理サーバーと仮想サーバーのどちらにも配置できます。FPolicyサーバーが仮想環境にある場合は、仮想サーバーに専用のリソース(CPU、ネットワーク、およびメモリー)を割り当てる必要があります。
SVM がクライアント要求に応答する際のレイテンシの原因となる可能性がある FPolicy サーバーの過負荷状態を防ぐために、クラスタノードと FPolicy サーバーの比率を最適化する必要があります。最適な比率は、FPolicyサーバーが使用されているパートナーアプリケーションによって異なります。
複数ポリシーの設定
ネイティブブロッキング用のFPolicyポリシーはシーケンス番号に関係なく最も優先され、意思決定変更ポリシーは他のポリシーよりも優先されます。ポリシーの優先度はユースケースによって異なります。
サイズに関する考慮事項
FPolicyは、SMB処理とNFS処理のインライン監視を実行し、外部サーバーに通知を送信し、外部エンジンの通信モード(同期または非同期)に応じて応答を待機します。このプロセスは、SMBとNFSのアクセスおよびCPUリソースのパフォーマンスに影響します。
パフォーマンスは、ユーザー数、ユーザーあたりの処理数やデータサイズなどのワークロード特性、ネットワークレイテンシ、障害やサーバーの速度低下など、いくつかの要因によって影響を受けます。
パフォーマンスを監視
FPolicyは通知ベースのシステムです。通知は、処理およびONTAPへの応答を生成するために外部サーバーに送信されます。このラウンドトリッププロセスにより、クライアントアクセスのレイテンシが増加します。
FPolicyサーバーとONTAPのパフォーマンスカウンタを監視すると、解決策のボトルネックを特定し、解決策を最適化するために必要に応じてパラメーターを調整できます。たとえば、FPolicyのレイテンシの増加は、SMBとNFSのアクセスレイテンシに連鎖的に影響します。そのため、ワークロード(SMBとNFS)とFPolicyの両方のレイテンシを監視する必要があります。また、ONTAPのQoSポリシーを使用して、FPolicyが有効になっているボリュームまたはSVMごとにワークロードを設定できます。
`statistics show–object workload`コマンドを実行してワークロード統計を表示することを推奨します。さらに、次のパラメーターを監視する必要があります。
-
平均/読み取り/書き込みレイテンシー
-
処理の総数
-
読み取りカウンタと書き込みカウンタ
FPolicyサブシステムのパフォーマンスを監視するには、次のFPolicyカウンタを使用します。
FPolicyに関連する統計を収集するには、診断モードにする必要があります。 |
-
FPolicyカウンタを収集します。
-
statistics start -object fpolicy -instance instance_name -sample-id ID
-
statistics start -object fpolicy_policy -instance instance_name -sample-id ID
-
-
FPolicyカウンタを表示します。
-
statistics show -object fpolicy –instance instance_name -sample-id ID
-
statistics show -object fpolicy_server –instance instance_name -sample-id ID
fpolicy
およびfpolicy_server
カウンタは、次の表で説明されている複数のパフォーマンスパラメーターに関する情報を提供します。カウンタ 説明 「fpolicy」カウンタ
aborted_requests
SVMで処理が中止されたスクリーニング要求の数
event_count
通知の原因となるイベントのリスト
max_request_latency
最大スクリーン要求遅延
outstanding_requests
処理中のスクリーン要求の総数
processed_requests
SVMでfpolicy処理が実行されたスクリーニング要求の総数
request_latency_hist
画面要求のレイテンシのヒストグラム
requests_dispatched_rate
1秒あたりに送出されるスクリーン要求の数
requests_received_rate
1秒あたりに受信された画面要求の数
「fpolicy_server」カウンタ
max_request_latency
画面要求の最大遅延
outstanding_requests
応答を待機している画面要求の総数
request_latency
画面要求の平均遅延
request_latency_hist
画面要求のレイテンシのヒストグラム
request_sent_rate
FPolicyサーバーに送信された1秒あたりのスクリーニング要求数
response_received_rate
FPolicyサーバーから受信した1秒あたりのスクリーニング応答数
-
FPolicyワークフローと他のテクノロジへの依存関係を管理します
設定を変更する前にFPolicyポリシーを無効にすることを推奨します。たとえば、有効なポリシーに設定されている外部エンジンのIPアドレスを追加または変更する場合は、最初にポリシーを無効にします。
FlexCacheボリュームを監視するようにFPolicyを設定する場合は、読み取りおよび属性取得ファイル操作を監視するようにFPolicyを設定しないことを推奨します。ONTAPでこれらの処理を監視するには、inode-to-path(I2P)データを取得する必要があります。I2PデータはFlexCacheボリュームから取得できないため、元のボリュームから取得する必要があります。そのため、これらの処理を監視することで、FlexCacheが提供するパフォーマンス上のメリットが排除されます。
FPolicyと外部のウィルス対策解決策の両方が導入されている場合、最初にウィルス対策解決策が通知を受信します。FPolicyの処理は、ウィルス対策スキャンの完了後に開始されます。低速のウィルス対策スキャナは全体的なパフォーマンスに影響する可能性があるため、ウィルス対策ソリューションのサイズを正しく設定することが重要です。
パススルー リードのアップグレードとリバートに関する考慮事項
パススルー リードをサポートしているONTAPリリースへのアップグレードまたはパススルー リードをサポートしていないリリースへのリバートを行う前に、アップグレードおよびリバートに関する考慮事項を把握しておく必要があります。
アップグレード
FPolicyパススルー リードをサポートしているONTAPのバージョンにすべてのノードをアップグレードしたあと、クラスタはパススルー リードを使用できるようになります。ただし、既存のFPolicy設定ではパススルー リードがデフォルトで無効になっています。既存のFPolicy設定でパススルー リードを使用するには、FPolicyポリシーを無効にして設定を変更したうえで、設定を再び有効にする必要があります。
リバート
FPolicyをサポートしていないONTAPのバージョンにリバートする前に、以下の条件を満たす必要があります。
-
パススルー リードを使用しているすべてのポリシーを無効にしたうえで、影響を受ける設定を変更してパススルー リードを使用しないようにする必要があります。
-
クラスタのFPolicy機能を無効にする場合は、クラスタ上のすべてのFPolicyポリシーを無効にする必要があります。