各関係をクラスタ間関係またはクラスタ内関係のどちらかに設定できます。
両方の関係で、async-mirror、mirror-vault、vaultを含むすべての非同期ポリシータイプがサポートされます。
サポートされるasync-mirrorポリシーは「MirrorAllSnapshots」のみで、「MirrorLatest」はサポートされません。
カスケードXDP関係の同時更新がサポートされます。
A→BおよびB→Cの関係を削除したあと、A→CまたはC→Aに再同期できます。
すべてのノードでONTAP 9.9.1以降が実行されていれば、AおよびBのFlexGroupボリュームのファンアウト関係もサポートされます。
BまたはCのFlexGroupボリュームからリストア処理を実行できます。
デスティネーションがリストア関係のソースである間は、FlexGroup関係を転送することはできません。
FlexGroupリストアのデスティネーションを他のFlexGroup関係のデスティネーションにすることはできません。
FlexGroupのファイルリストア処理には、FlexGroupの通常のリストア処理と同じ制限が適用されます。
クラスタ内のBとCのFlexGroupボリュームが格納されているすべてのノードで、ONTAP 9.9.1以降が実行されている必要があります。
すべての拡張機能と自動拡張機能がサポートされます。
A→B→Cのカスケード構成において、A→BとB→Cで構成SnapMirror関係の数が異なる場合、B→CのSnapMirror関係でソースから中止処理を実行することはできません。
ONTAP System ManagerではONTAP 9.9.1のカスケード関係はサポートされません。
A→B→CのFlexVol関係をFlexGroup関係に変換する際は、B→Cを最初に変換する必要があります。
RESTでサポートされるポリシータイプを使用するすべてのFlexGroupカスケード構成は、REST APIでもサポートされます。
FlexVol関係と同様、FlexGroupのカスケード関係は snapmirror protect コマンドではサポートされません。

ファンアウト関係の作成に関する考慮事項

A→B、A→Cなど、2～8個のFlexGroupファンアウト関係がサポートされます。
各関係をクラスタ間関係またはクラスタ内関係のどちらかに設定できます。
2つの関係を同時に更新できます。
すべての拡張機能と自動拡張機能がサポートされます。
それぞれのファンアウト関係で構成SnapMirror関係の数が異なる場合、ソースから関係の中止処理を実行することはできません。
クラスタ内のソースとデスティネーションのFlexGroupが格納されているすべてのノードで、ONTAP 9.9.1以降が実行されている必要があります。
ファンアウト関係では、FlexGroupのSnapMirrorで現在サポートされているすべての非同期ポリシータイプがサポートされます。
BからCへのリストア処理を実行できます。
RESTでサポートされるポリシータイプを使用するすべてのFlexGroupファンアウト構成は、REST APIでもサポートされます。