ONTAP 9.13

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ONTAP 9.11.1以降からのリバート前の自律型ランサムウェア対策ライセンスの確認

自律型ランサムウェア対策(ARP)を設定している場合にONTAP 9.11.1以降からONTAP 9.10.1以前にリバートすると、警告メッセージが表示されてARP機能が制限されることがあります。

ONTAP 9.11.1では、マルチテナント キー管理(MTKM)ライセンスがランサムウェア対策ライセンスに置き換えられました。使用しているシステムにAnti_ransomwareライセンスがあり、MT_EK_MGMTライセンスがない場合は、リバート時に新しいボリュームでARPを有効にできないという警告が表示されます。

既存の保護が設定されたボリュームはリバート後も引き続き正常に動作し、ONTAP CLIを使用してARPステータスを表示できます。ONTAP System ManagerでARPステータスを表示するにはMTKMライセンスが必要です。

そのため、ONTAP 9.10.1にリバートしたあとも引き続きARPを使用する場合は、リバート前にMTKMライセンスがインストールされていることを確認してください。ARPライセンスについては、こちらを参照してください。

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