ONTAP 9.13

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SP CLIセッション、SPコンソール セッション、システム コンソール セッションの関係

SP CLIセッションを開いてノードをリモートから管理したり、別のSPコンソール セッションを開いてノードのコンソールにアクセスしたりすることができます。SPコンソール セッションは、同時システム コンソール セッションに表示される出力をミラーリングします。SPとシステム コンソールには独立したシェル環境があり、独立したログイン認証が行われます。

SP CLIセッション、SPコンソール セッション、システム コンソール セッションの関係を理解しておくと、ノードをリモートから管理する際に役に立ちます。これらのセッションの関係を次に示します。

  • SP CLIセッションには一度に1人の管理者しかログインできません。ただしSPでは、SP CLIセッションと別のSPコンソール セッションを同時に開くことができます。

    SP CLIはSPプロンプト( SP> )で表されます。SP CLIセッションでは、 system console コマンドでSPコンソール セッションを開始できます。同時に、SSHを介して別のSP CLIセッションを開始することもできます。Ctrl+Dキーを押してSPコンソール セッションを終了すると、自動的にSP CLIセッションに戻ります。SP CLIセッションがすでに存在する場合は、既存のSP CLIセッションを終了するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。 「Y」 キーを押すと、既存のSP CLIセッションが終了し、SPコンソールからSP CLIに戻ることができます。この操作は、SPのイベント ログに記録されます。

    SSH経由で接続されたONTAP CLIセッションでは、別のノードからONTAPの system node run-console コマンドを実行して、ノードのシステム コンソールに切り替えることができます。

  • セキュリティ上の理由から、SP CLIセッションとシステム コンソール セッションには独立したログイン認証機能があります。

    SP CLIから( system console コマンドを使用して)SPコンソール セッションを開始すると、システム コンソールのクレデンシャルを入力するように求められます。システム コンソール セッションから(Ctrl+Gキーで)SP CLIにアクセスすると、SP CLIのクレデンシャルを入力するように求められます。

  • SPコンソール セッションとシステム コンソール セッションには独立したシェル環境があります。

    SPコンソール セッションは、同時システム コンソール セッションに表示される出力をミラーリングします。ただし、同時システム コンソール セッションでは、SPコンソール セッションをミラーリングしません。

    また、SPコンソール セッションは、同時SSHセッションの出力をミラーリングしません。

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