エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9

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パス名のパターン マッチングの使用

パターン マッチングを使用すると、snapmirror コマンドでソース パスとデスティネーション パスを指定できます。

snapmirror コマンドでは、vserver:volume という形式の完全修飾パス名を使用します。SVM名を入力せずにパス名を省略できます。省略した場合、snapmirror コマンドではユーザーのローカルのSVMコンテキストが使用されます。

SVMの名前が「 vserver1 」、ボリュームの名前が「 vol1 」とすると、完全修飾パス名は vserver1:vol1 になります。

パス名にアスタリスク(*)をワイルドカードとして使用すると、一致する完全修飾パス名を選択できます。次の表に、ワイルドカードを使用して特定範囲のボリュームを選択する例を示します。

*

すべてのパスに一致します。

vs*

SVM名が vs で始まるすべてのSVMとボリュームが一致します。

:*src

ボリューム名に src 文字列が含まれているすべてのSVMが一致します。

:vol

ボリューム名が vol で始まるすべてのSVMが一致します。

vs1::> snapmirror show -destination-path *:*dest*
                                                                                Progress
Source              Destination  Mirror        Relationship  Total              Last
Path          Type  Path         State         Status        Progress   Healthy Updated
------------- ---- ------------ ------------- -------------- ---------- ------- --------
vs1:sm_src2
              DP   vs2:sm_dest1
                                Snapmirrored  Idle           -          true    -
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