エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

iSCSIのTCP読み取り / 書き込みサイズの確認

iSCSIの場合、TCP読み取り / 書き込みサイズを確認して、サイズ設定がパフォーマンスの問題の原因になっていないかを確認することができます。サイズが問題の原因である場合は、サイズを変更して対処できます。

要件

このタスクには、advanced権限レベルのコマンドが必要です。

手順
  1. advanced権限レベルに切り替えます。

    set -privilege advanced

  2. TCPウィンドウ サイズの設定を確認します。

    vserver iscsi show -vserv,er vserver_name -instance

  3. TCPウィンドウ サイズの設定を変更します。

    vserver iscsi modify -vserver vserver_name -tcp-window-size integer

  4. admin権限に戻ります。

    set -privilege admin

次の例は、 SVM1 のTCPウィンドウ サイズを131,400バイトに変更します。

cluster1::*> vserver iscsi modify -vserver vs1 -tcp-window-size 131400
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