ONTAP 9.13

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リモートVSSによる共有ベースのバックアップ - 概要

リモートVSSを使用して、CIFSサーバーに格納されたHyper-V仮想マシン ファイルの共有ベースのバックアップを実行できます。

MicrosoftのリモートVSS(ボリューム シャドウ コピー サービス)は、既存のMicrosoft VSSインフラを拡張したものです。これまでのVSSを使用したバックアップ サービスはローカル ドライブに格納されたデータだけに対応しており、ローカル ドライブまたはSANベースのストレージのいずれかにデータを格納するアプリケーションへのVSSの使用に制限がありました。リモートVSSでは、SMB共有のシャドウ コピーにも対応するようにVSSインフラが拡張され、Hyper-Vなどのサーバー アプリケーションでSMBファイル共有にVHDファイルを格納できるようになりました。これらの新しい拡張機能により、データと構成ファイルを共有に格納する仮想マシンについて、アプリケーションと整合性のあるシャドウ コピーを作成できます。

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