エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

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LUNを作成する際の注意事項

LUNの実際のサイズが少し異なる理由

LUNのサイズについては、次の点に注意してください。

  • LUNを作成する場合、LUNの実際のサイズはLUNのOSタイプによって多少異なります。LUNの作成後にLUNのOSタイプを変更することはできません。

  • 最大サイズでLUNを作成する場合、LUNの実際のサイズは少し小さくなる可能性があります。ONTAPは端数を切り捨てるため、少し小さくなります。

  • 各LUNのメタデータ用として、LUNを含むアグリゲートに約64KBのスペースが必要です。LUNの作成時には、LUNを含むアグリゲートにLUNのメタデータ用のスペースが十分あることを確認する必要があります。アグリゲートにLUNのメタデータ用のスペースが十分にないと、一部のホストがLUNにアクセスできなくなる可能性があります。

LUN IDの割り当てに関するガイドライン

一般的にデフォルトのLUN IDは0で始まり、LUNをマッピングするたびに1ずつ増加します。LUN IDは、ホストによってLUNの場所とパス名に対応付けられます。有効なLUN ID番号の範囲は、ホストによって異なります。詳細については、Host Utilitiesのマニュアルを参照してください。

LUNをigroupにマッピングする場合のガイドライン

  • LUNは、igroupに一度だけマッピングできます。

  • ベストプラクティスとして、LUNはigroupを介して1つの特定のイニシエータにのみマッピングすることを推奨します。

  • 同じイニシエータを複数のigroupに追加できますが、そのイニシエータをマッピングできるLUNは1つだけです。

  • 同じigroupにマッピングされている2つのLUNに、同じLUN IDを使用することはできません。

  • igroupおよびポートセットで同じ種類のプロトコルを使用する必要があります。

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