継続的可用性プロパティが適切に設定されているSMB 3.0共有。継続的可用性を備えた共有を介して接続しているクライアントは、テイクオーバー、ギブバック、およびアグリゲート移転などのシステム停止を伴うイベントが発生しても、運用が中断されることはありません。

クラスタのメンバーである単一のコントローラー。SFOペアの2つのノードを区別するために、1つのノードを ローカル ノード と呼び、もう1つのノードを パートナー ノード または リモート ノード と呼ぶことがあります。ストレージのプライマリー所有者はローカル ノードです。セカンダリー所有者は、プライマリー所有者に障害が発生したストレージを制御するパートナー ノードです。各ノードは、そのストレージのプライマリー所有者と、そのパートナー ストレージのセカンダリー所有者で構成されます。

クライアント アプリケーションを中断することなく、クラスタのSFOペア内のパートナー ノード間でアグリゲートを移動できること。

テイクオーバー を参照。

LIFを介してクラスタに接続されたクライアント アプリケーションを中断することなく、LIFを移行できること。SMB接続の場合は、SMB 2.0以降を使用して接続するクライアントに対してのみ可能です。

クライアント アプリケーションを中断することなく、ONTAPの主な管理操作とアップグレード操作を実行でき、ノード障害に耐えられること。無停止テイクオーバー、無停止アップグレード、および無停止移行の各機能をまとめて表した用語です。

アプリケーションを中断することなく、ノードのハードウェアまたはソフトウェアをアップグレードできること。

ボリュームを使用しているすべてのアプリケーションを中断することなく、クラスタ内で自由にボリュームを移動できること。SMB接続の場合、SMBのすべてのバージョンで無停止でのボリューム移動がサポートされます。

接続が切断した場合に、継続的可用性を備えた接続が透過的にCIFSサーバーに再接続できるように設定するSMB 3.0のプロパティ。永続性ハンドルと同様に、接続中のクライアントとの通信が失われたあとの一定期間、CIFSサーバーによって維持されます。ただし、永続的ハンドルは、永続性ハンドルよりも弾力性があります。CIFSサーバーは、再接続後のクライアントにハンドルを60秒間使用する猶予を与え、その60秒間は、ファイルへのアクセスを要求する他のクライアントからのアクセスを拒否します。

永続的ハンドルに関する情報はSFOパートナーの永続的ストレージにミラー化されます。これにより、SFOパートナーによってノードのストレージの所有権が引き継がれたあと、切断された永続的ハンドルが設定されたクライアントは永続性ハンドルを再利用することができます。永続的ハンドルは、LIFの移動（永続性ハンドルによってサポートされる）だけでなく、テイクオーバー、ギブバック、およびアグリゲートの再配置についても無停止での処理を提供します。

テイクオーバー イベントから戻るときにホーム位置にアグリゲートを戻すこと。

2つのノードのどちらかが機能を停止した場合に相互にデータを処理するようにコントローラーが設定されたノードのペア。システム モデルに応じて、両方のコントローラーを1つのシャーシに配置することも、別々のシャーシに配置することもできます。2ノード クラスタでのHAペアを指します。

ストレージのプライマリー所有者が停止したときに、パートナーがストレージの制御を引き継ぐプロセス。SFOの文脈では、フェイルオーバーとテイクオーバーは同義です。