エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

CIFSサーバーでのGPOの更新方法 - 概要

デフォルトでは、ONTAPはグループ ポリシー オブジェクト(GPO)の変更を90分に1回取得して適用します。セキュリティ設定は16時間に1回更新されます。ONTAPで自動的に更新される前にGPOを更新し、新しいGPOポリシー設定を適用するには、ONTAPコマンドを使用してCIFSサーバーで手動更新をトリガーします。

  • デフォルトで、すべてのGPOを90分に1回確認し、必要に応じて更新。

    この間隔は設定可能で、Refresh interval および Random offset GPO設定を使用して設定できます。

    ONTAPは、GPOの変更がないかをActive Directoryに照会します。Active Directoryに記録されているGPOのバージョン番号がCIFSサーバー上のGPOのバージョン番号より大きい場合、ONTAPは新しいGPOを取得して適用します。バージョン番号が同じ場合、CIFSサーバー上のGPOは更新されません。

  • セキュリティ設定のGPOを16時間に1回更新。

    ONTAPは、変更の有無にかかわらず、16時間に1回セキュリティ設定のGPOを取得して適用します。

    デフォルト値の16時間は、現在のONTAPバージョンでは変更できません。これはWindowsクライアントのデフォルト設定です。

  • ONTAPコマンドを使用して手動ですべてのGPOを更新。

    このコマンドは、Windowsの gpupdate.exe /force コマンドの出力結果を模しています。

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