ONTAP 9.13

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管理ホストからのSP / BMCへのアクセス

管理ホストからノードのSPにログインして、ノードの管理タスクをリモートから実行できます。

要件

次の条件を満たす必要があります。

  • SPへのアクセスに使用する管理ホストではSSHv2がサポートされている必要がある。

  • SPへのアクセス用にユーザー アカウントがすでにセットアップされている必要がある。

    SPにアクセスするには、 security login create コマンドの -application パラメーターを service-processor に、 -authmethod パラメーターを password に設定してユーザー アカウントを作成しておく必要があります。

この作業は、SPとBMCの両方に当てはまります。

SPがIPv4またはIPv6アドレスを使用するように設定されており、ホストからのSSHログイン試行が10分以内に連続5回失敗した場合には、SPはSSHログイン要求を拒否し、ホストのIPアドレスとの通信を15分間中断します。通信は15分後に再開され、SPへのログインを再度試行できるようになります。

ONTAPでは、システム用に予約されている名前( 「root」 や 「naroot」 など)をクラスタまたはSPにアクセスする目的で作成または使用することはできません。

手順
  1. 管理ホストから、SPにログインします。

    ssh username@SP_IP_address

  2. プロンプトが表示されたら、 username のパスワードを入力します。

    SPプロンプトが表示されると、SP CLIにアクセスしていることになります。

管理ホストからSPにアクセスする例

次の例は、SPへのアクセスのために設定されている joe というユーザー アカウントを使用してSPにログインする方法を示しています。

[admin_host]$ ssh joe@192.168.123.98
joe@192.168.123.98's password:
SP>

次の例は、IPv6グローバル アドレスまたはIPv6ルーター通知アドレスを使用して、IPv6に対してSSHが設定されかつSPが構成されているノードのSPにログインする方法を示しています。

[admin_host]$ ssh joe@fd22:8b1e:b255:202::1234
joe@fd22:8b1e:b255:202::1234's password:
SP>
[admin_host]$ ssh joe@fd22:8b1e:b255:202:2a0:98ff:fe01:7d5b
joe@fd22:8b1e:b255:202:2a0:98ff:fe01:7d5b's password:
SP>
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