エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9

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LUNのサイズを変更する

LUNのサイズは増やすことも減らすこともできます。

Solaris LUNのサイズは変更できません。

LUNのサイズの拡張

LUNのサイズをどこまで拡張できるかは、ONTAPのバージョンによって異なります。

ONTAPバージョン

LUNの最大サイズ

ONTAP 9.12.1P2以降

128TB

ONTAP 9.8以降

  • オールフラッシュSANアレイ(ASA)シリーズの場合は128TB

  • ASA以外のシリーズの場合は16TB

ONTAP 9.7

16TB

たとえば、100 GBのLUNを作成した場合、1,000 GBまでしか拡張できません。

LUNの実際の最大サイズは、正確に16TBにならない場合があります。ONTAPでは、制限がわずかに小さくなるように切り捨てられます。

サイズを拡張するときに、LUNをオフラインにする必要はありません。ただし、サイズを拡張したあとでホストがサイズの変更を認識するには、ホスト上のLUNを再スキャンする必要があります。

LUNのサイズ変更の詳細については、lun resizeコマンドのコマンド リファレンスのページを参照してください。

Example 1. 手順
ONTAP System Manager

ONTAP System Manager(9.7以降)でLUNのサイズを拡張します。

  1. ONTAP System Managerで、[ストレージ] > [LUNs]をクリックします。

  2. Kabob iconをクリックし、[編集]を選択します。

  3. [ストレージと最適化]でLUNのサイズを拡張し、[保存]をクリックします。

CLI

ONTAP CLIでLUNのサイズを拡張します。

  1. LUNのサイズを拡張します。

    lun resize -vserver <SVM_name> -volume <volume_name> -lun <lun_name> -size <lun_size>
  2. 拡張したLUNのサイズを確認します。

    lun show -vserver <SVM_name_>

    ONTAP処理ではLUNの実際の最大サイズの端数が切り捨てられるため、想定値よりも少し小さくなります。また、LUNの実際のサイズはLUNのOSタイプによって多少異なります。サイズ変更後の正確な値を確認するには、advancedモードで次のコマンドを実行します。

    set -unit B

    lun show -fields max-resize-size -volume volume_name -lun lun_name

  3. ホスト上のLUNを再スキャンします。

  4. ホストのマニュアルに従って、新しく作成したLUNのサイズをホスト ファイルシステムに認識させます。

LUNのサイズの縮小

LUNのサイズを縮小する前に、ホストがLUNデータを含むブロックを小さいLUNサイズの境界に移行する必要があります。LUNデータを含むブロックを切り捨てずにLUNのサイズを適切に縮小するには、SnapCenterなどのツールを使用してください。LUNのサイズを手動で縮小することは推奨されません。

LUNのサイズを縮小すると、サイズが縮小されたことが、ONTAPからイニシエータに自動的に通知されます。ただし、ホストが新しいLUNサイズを認識するには、ホストで追加の手順が必要になることがあります。ホストのファイル構造のサイズの縮小に固有の情報については、ホストのマニュアルを参照してください。

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