エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

to English version

SNMP通知を受信するトラップホストの設定

クラスタでSNMPトラップが生成されたときに通知(SNMPトラップPDU)を受信するトラップホスト(SNMPマネージャ)を設定できます。このとき、SNMPトラップホストのホスト名またはIPアドレス(IPv4またはIPv6)を指定します。

開始する前に
  • クラスタでSNMPとSNMPトラップが有効になっている必要があります。

SNMPとSNMPトラップはデフォルトで有効になっています。
  • クラスタでトラップホスト名を解決するようにDNSが設定されている必要があります。

  • IPv6アドレスを使用してSNMPトラップホストを設定するには、クラスタでIPv6を有効にする必要があります。

  • ONTAP 9.7以降のバージョンでは、トラップホストの作成時に、事前定義されているユーザーベースのセキュリティ モデル(USM)の認証とプライバシーのクレデンシャルを指定しておく必要があります。

手順

SNMPトラップホストを追加します。

system snmp traphost add
トラップを送信できるのは、少なくとも1つのSNMP管理ステーションがトラップホストとして指定されているときのみです。

次のコマンドは、yyy.example.comという新しいSNMPv3トラップホストを既知のUSMユーザーとともに追加します。

system snmp traphost add -peer-address yyy.example.com -usm-username MyUsmUser

次のコマンドは、トラップホストのIPv6アドレスを指定して、そのホストを追加します。

system snmp traphost add -peer-address 2001:0db8:1:1:209:6bff:feae:6d67
Top of Page