ONTAP 9.13

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一般的なNDMPテープ バックアップ トポロジー

NDMPは、バックアップ アプリケーションと、データ(ファイルシステム)を提供するストレージ システムや他のNDMPサーバー、およびテープ サービスとの間の、複数のトポロジーおよび構成をサポートします。

ストレージ システム→ローカル テープ

最もシンプルな構成では、バックアップ アプリケーションがストレージ システムのデータをストレージ システムに接続されたテープ サブシステムにバックアップします。NDMP制御接続はネットワークをまたいで設定されます。ストレージ システム内のデータ サービスとテープ サービス間のNDMPデータ接続は、NDMPローカル構成と呼ばれます。

ストレージ システム→別のストレージ システムに接続されたテープ

バックアップ アプリケーションは、あるストレージ システムのデータを、別のストレージ システムに接続されたテープ ライブラリー(1つ以上のテープ ドライブを備えたメディア チェンジャ)にバックアップすることもできます。この場合、データ サービスとテープ サービス間のNDMPデータ接続は、TCPまたはTCP / IPv6ネットワーク接続によって提供されます。これは、NDMP 3ウェイ ストレージ システム間構成と呼ばれます。

ストレージ システム→ネットワーク接続型テープ ライブラリー

NDMP対応テープ ライブラリーを使用すると、また別の3ウェイ構成が可能となります。この場合、テープ ライブラリーはTCP / IPネットワークに直接接続され、内蔵のNDMPサーバーを通じてバックアップ アプリケーションおよびストレージ システムと通信します。

ストレージ システム→データ サーバー→テープ、またはデータ サーバー→ストレージ システム→テープ

それほど広くは使用されませんが、NDMPではストレージ システムからデータ サーバー、およびデータ サーバーからストレージ システムへの3ウェイ構成もサポートされています。ストレージ システムからサーバーへの構成では、ストレージ システムのデータを、バックアップ アプリケーション ホストまたは別のデータ サーバー システムに接続されたテープ ライブラリーにバックアップできます。サーバーからストレージ システムへの構成では、サーバーのデータを、ストレージ システムに接続されたテープ ライブラリーにバックアップできます。

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