ONTAP 9.13

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Internet Storage Name Service (iSNS)

iSNSは、TCP / IPストレージ ネットワークでiSCSIデバイスを自動的に検出して管理できるプロトコルです。iSNSサーバーでは、ネットワークでアクティブなiSCSIデバイスに関する情報(IPアドレス、iSCSIノード名(IQN)、ポータル グループなど)が維持されます。

iSNSサーバーは、サードパーティ ベンダーから入手できます。ネットワーク内にiSNSサーバーがあり、イニシエータとターゲットで使用するように設定および有効化されている場合、Storage Virtual Machine(SVM)の管理LIFを使用して、そのSVMのすべてのiSCSI LIFをiSNSサーバーに登録できます。登録が完了すると、iSCSIイニシエータはiSNSサーバーを照会して、そのSVMのすべてのLIFを検出できるようになります。

iSNSサービスを使用する場合は、使用するStorage Virtual Machine(SVM)がInternet Storage Name Service(iSNS)サーバーに正しく登録されていることを確認してください。

iSNSサーバーがネットワークにない場合は、各ターゲットがホストで認識できるように、ターゲットを手動で設定する必要があります。

iSNSサーバーの機能

iSNSサーバーではInternet Storage Name Service(iSNS)プロトコルが使用され、ネットワークでアクティブなiSCSIデバイスに関する情報(IPアドレス、iSCSIノード名[IQN]、ポータル グループなど)が維持されます。

iSNSプロトコルを使用すると、IPストレージ ネットワークでiSCSIデバイスを自動的に検出し、管理できるようになります。iSCSIイニシエータが、iSNSサーバーに照会することにより、iSCSIターゲット デバイスを検出します。

富士通では、iSNSサーバーの提供や再販は行っていません。これらのサーバーは、富士通がサポートするベンダーから取得できます。

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