クラスタ内にNFSサービスまたはSMBサービス用に設定された既存のStorage VMが必要です。
ONTAP 9.13.1以降では、新しいボリュームに対して容量分析とアクティビティ追跡をデフォルトで有効にすることができます。ONTAP System Managerでは、クラスタレベルまたはStorage VMレベルでデフォルト設定を管理できます。詳細については、「ファイルシステム分析の有効化」を参照してください。

手順

次のいずれかの手順を実行します。

選択するボタン	手順
保存	ボリュームがシステムのデフォルトの設定で作成され、追加されます。追加の手順は必要ありません。
その他のオプション	手順5に進み、ボリュームの仕様を定義します。

選択するボタン

手順

保存

ボリュームがシステムのデフォルトの設定で作成され、追加されます。追加の手順は必要ありません。

その他のオプション

手順5に進み、ボリュームの仕様を定義します。

ボリュームの名前とサイズを前の手順で指定した場合は、その値が表示されます。指定していない場合は、名前とサイズを入力します。
プルダウンリストからStorage VMを選択します。

NFSプロトコルが設定されているStorage VMだけが表示されます。NFSプロトコルが設定されたStorage VMが1つしかない場合は、[Storage VM]フィールドは表示されません。
リモートボリュームのキャッシュを追加するには、[リモートボリューム（FlexCache）のキャッシュとして追加]を選択し、次の値を指定します。
- クラスタを選択します。
- Storage VMを選択します。
- キャッシュボリュームにするボリュームを選択します。

[ストレージと最適化]セクションで、次の値を指定します。

[パフォーマンスサービスレベル]フィールドで、サービスレベルを選択します。

選択するサービスレベル	手順
「Extreme」、「Performance」、「Value」などの既存のサービスレベルシステムのプラットフォーム（ETERNUS AXやETERNUS HXなど）に有効なサービスレベルのみが表示されます。	ローカル階層が自動的に選択されます。手順9に進みます。
カスタム	手順8cに進み、新しいサービスレベルを定義します。

選択するサービスレベル

手順

「Extreme」、「Performance」、「Value」などの既存のサービスレベル

システムのプラットフォーム（ETERNUS AXやETERNUS HXなど）に有効なサービスレベルのみが表示されます。

ローカル階層が自動的に選択されます。手順9に進みます。

カスタム

手順8cに進み、新しいサービスレベルを定義します。

ONTAP 9.9.1以降では、ONTAP System Managerを使用して、作成するボリュームを配置するローカル階層を手動で選択できます（「カスタム」サービスレベルを選択した場合）。

このオプションは、[リモートボリューム（FlexCache）のキャッシュとして追加]または[ボリュームデータをクラスタ全体に分散]（以下を参照）を選択した場合は使用できません。

選択するオプション	結果
手動配置	手動配置が有効になります。 [ボリュームデータをクラスタ全体に分散]の選択は無効になります（以下を参照）。手順8dに進み、プロセスを完了します。
選択なし	手動配置が無効になります。ローカル階層が自動的に選択されます。手順9に進みます。

選択するオプション

結果

手動配置

手動配置が有効になります。 [ボリュームデータをクラスタ全体に分散]の選択は無効になります（以下を参照）。手順8dに進み、プロセスを完了します。

選択なし

手動配置が無効になります。ローカル階層が自動的に選択されます。手順9に進みます。

[最適化オプション]セクションで、ボリュームデータをクラスタ全体に分散するかを指定します。

選択するオプション	結果
ボリュームデータをクラスタ全体に分散	追加するボリュームはFlexGroupボリュームになります。このオプションは、前の手順で[手動配置]を選択した場合は使用できません。
選択なし	追加するボリュームはFlexVolになります（デフォルト）。

選択するオプション

結果

ボリュームデータをクラスタ全体に分散

追加するボリュームはFlexGroupボリュームになります。このオプションは、前の手順で[手動配置]を選択した場合は使用できません。

選択なし

追加するボリュームはFlexVolになります（デフォルト）。

[アクセス権限]セクションで、ボリュームを設定するプロトコルのアクセス権限を指定します。

ONTAP 9.11.1以降、新しいボリュームはデフォルトでは共有できません。デフォルトのアクセス権限を指定するには、次のチェックボックスをオンにします。
- NFSでエクスポート：データへのフルアクセスをユーザーに許可する「default」エクスポートポリシーを使用してボリュームを作成します。
- SMB/CIFSで共有：自動生成された名前（編集可）で共有を作成します。アクセスは「Everyone」に付与されます。権限レベルを指定することもできます。
[保護]セクションで、ボリュームの保護を指定します。
- ONTAP 9.12.1以降では、[Snapshot コピーを有効にする (ローカル)]を選択して、デフォルト以外のSnapshotコピーポリシーを選択できます。
- [SnapMirrorを有効にする (ローカルまたはリモート)]を選択した場合は、プルダウンリストからデスティネーションクラスタの保護ポリシーと設定を指定します。
[保存]を選択します。

ボリュームが作成され、クラスタおよびStorage VMに追加されます。