エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 ( CA08871-402 )

to English version

マルチプロトコル環境で共有を作成する際のディレクトリーの大文字と小文字の区別

8.3の命名方法(大文字小文字表記だけが異なるディレクトリー名を区別)が使用されているSVMに共有を作成する場合、クライアントが必要なディレクトリー パスに接続できるように共有パスに8.3形式の名前を使用する必要があります。

次の例では、Linuxクライアントで「testdir」と「TESTDIR」という名前の2つのディレクトリーが作成されています。ディレクトリーを含むボリュームのジャンクション パスは、/home です。最初の出力はLinuxクライアントからで、2番目の出力はSMBクライアントからです。

 ls -l
drwxrwxr-x 2 user1 group1   4096 Apr 17 11:23 testdir
drwxrwxr-x 2 user1 group1   4096 Apr 17 11:24 TESTDIR
dir

 Directory of Z:\

04/17/2015  11:23 AM    <DIR>          testdir
04/17/2015  11:24 AM    <DIR>          TESTDI~1

2番目のディレクトリーへの共有を作成する場合、共有パスに8.3の名前を使用する必要があります。この例では、最初のディレクトリーの共有パスは /home/testdir、2番目のディレクトリーの共有パスは /home/TESTDI~1 です。

Top of Page