エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9

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ホストのマルチパス ソフトウェアが必要になる状況

Storage Virtual Machine(SVM)の論理インターフェイス(LIF)からファブリックへのパスが複数ある場合は、マルチパス ソフトウェアが必要です。マルチパス ソフトウェアは、ホストが複数のパスでLUNにアクセスできる場合に必要となります。

マルチパス ソフトウェアは、LUNへのすべてのパスを単一のドライブとしてオペレーティング システムに表示します。マルチパス ソフトウェアがない場合、各パスが別々のドライブとしてオペレーティング システムに認識されるため、データが破損する可能性があります。

パスが複数あるとみなされるのは、次のいずれかに該当する場合です。

  • ホストの1つのイニシエータ ポートをSVMの複数のSAN LIFに接続している場合

  • 複数のイニシエータ ポートをSVMの単一のSAN LIFに接続している場合

  • 複数のイニシエータ ポートをSVMの複数のSAN LIFに接続している場合

単一ファブリックのシングルノード構成では、ホストからノードへのパスが1つの場合、マルチパス ソフトウェアは必要ありません。

HA構成では、マルチパス ソフトウェアの使用を推奨します。選択的LUNマップに加え、FCスイッチのゾーニングまたはポートセットを使用して、LUNへのアクセスに使用するパスを制限することを推奨します。

マルチパス ソフトウェアは、マルチパスI/O(MPIO)ソフトウェアとも呼ばれます。

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