ONTAP 9.13

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showコマンドの仕組み

show コマンドの仕組みについて理解しておくと、FPolicyの設定に関する情報を表示する際に役立ちます。

パラメーターを追加せずに show コマンドを実行すると、情報は要約形式で表示されます。さらに、各 show コマンドには、2つのオプション パラメーター -instance および -fields が用意されています。これらのパラメーターは同時には指定できません。

show コマンドで -instance パラメーターを使用すると、コマンド出力には詳細情報がリスト形式で表示されます。場合によっては、詳細出力は長くなり、不要な情報が含まれる可能性があります。-fields fieldname[,fieldname…​] パラメーターを使用すると、指定したフィールドの情報のみが表示されるように出力をカスタマイズできます。指定できるフィールドを確認するには、-fields パラメーターに続けて ? を入力します。

show コマンドに -fields パラメーターを指定した場合の出力には、要求したフィールドに関係する他の関連フィールドや必須フィールドが表示されることがあります。

show コマンドには、その出力をフィルターして、コマンド出力に表示される情報の範囲を限定することができる、1つ以上のオプション パラメーターが用意されています。コマンドで使用できるオプション パラメーターを確認するには、show コマンドに続けて ? を入力します。

show コマンドでは、UNIX形式のパターンおよびワイルドカードがサポートされており、コマンド パラメーター引数の複数の値を照合できます。たとえば、値を指定するときに、ワイルドカード演算子(*)、NOT演算子(!)、OR演算子(|)、範囲演算子(整数…​整数)、less-than演算子(<)、greater-than演算子(>)、less-than-or-equal-to演算子(<=)、greater-than-or-equal-to演算子(>=)を使用できます。

UNIX形式のパターンおよびワイルドカードの使用の詳細については、『ONTAPコマンドライン インターフェイスの使用』を参照してください。

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