エフサステクノロジーズ株式会社

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ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

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SVMルート ボリュームのセキュリティ形式がNTFSに設定されていることの確認

Hyper-VおよびSQL Server over SMBのノンストップ オペレーションを実行する場合は、ボリュームをNTFSセキュリティ形式で作成する必要があります。ルート ボリュームのセキュリティ形式には、Storage Virtual Machine(SVM)で作成されたボリュームのデフォルトが適用されるため、ルート ボリュームのセキュリティ形式はNTFSに設定する必要があります。

タスク概要
  • ルート ボリュームのセキュリティ形式はSVMの作成時に指定できます。

  • SVMの作成時にルート ボリュームのセキュリティ形式をNTFS以外に設定した場合は、あとで volume modify コマンドを使用してセキュリティ形式を変更することができます。

手順
  1. SVMのルート ボリュームの現在のセキュリティ形式を確認します。

    volume show -vserver vserver_name -fields vserver,volume,security-style

  2. ルート ボリュームのセキュリティ形式がNTFS以外になっている場合は、セキュリティ形式をNTFSに変更します。

    volume modify -vserver vserver_name -volume root_volume_name -security-style ntfs

  3. SVMのルート ボリュームのセキュリティ形式がNTFSに設定されていることを確認します。

    volume show -vserver vserver_name -fields vserver,volume,security-style

次のコマンドは、SVM vs1のルート ボリュームのセキュリティ形式がNTFSになっていることを確認します。

cluster1::> volume show -vserver vs1 -fields vserver,volume,security-style
vserver  volume     security-style
-------- ---------- --------------
vs1      vs1_root   unix

cluster1::> volume modify -vserver vs1 -volume vs1_root -security-style ntfs

cluster1::> volume show -vserver vs1 -fields vserver,volume,security-style
vserver  volume     security-style
-------- ---------- --------------
vs1      vs1_root   ntfs
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