ONTAP 9.13

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CLIコマンド用の各種シェルの概要(クラスタ管理者のみ)

クラスタには、CLIコマンド用のシェルとして、クラスタシェル、ノードシェル、システムシェルの3種類があります。各シェルの用途は異なり、それぞれに異なるコマンド セットがあります。

  • クラスタシェルは、クラスタにログインすると自動的に開始されるネイティブ シェルです。

    クラスタシェルには、クラスタの設定と管理に必要なすべてのコマンドが含まれています。クラスタシェルのCLIヘルプ(クラスタシェルのプロンプトで?と入力するとトリガーされる)には、使用可能なクラスタシェル コマンドが表示されます。クラスタシェルのman command_nameコマンドは、指定されたクラスタシェル コマンドのマニュアル ページを表示します。

  • ノードシェルは、ノード レベルでのみ有効なコマンドのための特別なシェルです。

    ノードシェルには、system node runコマンドを使用してアクセスできます。

    ノードシェルのCLIヘルプ(?またはhelpを入力するとトリガーされる)には、使用可能なノードシェル コマンドが表示されます。ノードシェルのman command_nameコマンドは、指定されたノードシェル コマンドのマニュアル ページを表示します。

    よく使用されるノードシェル コマンドとオプションの多くは、クラスタシェルにトンネリング(エイリアス)されており、クラスタシェルからも実行できます。

  • システムシェルは、診断とトラブルシューティングの目的に限って使用する下位レベルのシェルです。

    システムシェルおよび関連する「diag」アカウントは、下位レベルの診断用です。アクセスにはdiagnostic権限が必要で、トラブルシューティング の際は富士通のサポート担当者にご連絡ください。

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