エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

自動更新の有効化

自動更新を有効にすると、ユーザーが介入しなくても、ONTAPがファームウェア、システム、セキュリティの更新をダウンロードしてインストールできます。

自動更新を利用できるかは、ONTAPのバージョンによって異なります。

ONTAPバージョン 利用可能な自動更新 デフォルトで有効

9.16.1以降

  • 人工知能を利用した自律型ランサムウェア対策(ARP / AI)

  • ONTAP Time Zone Database

  • ストレージ デバイス、ディスク、およびディスク シェルフのストレージ ファームウェア

  • サービス プロセッサーおよびBMCモジュールのSP / BMCファームウェア

通知を表示

9.13.1以降

  • ONTAP Time Zone Database

  • ストレージ デバイス、ディスク、およびディスク シェルフのストレージ ファームウェア

  • サービス プロセッサーおよびBMCモジュールのSP / BMCファームウェア

自動的に更新

9.10.1以降

  • ストレージ デバイス、ディスク、およびディスク シェルフのストレージ ファームウェア

  • サービス プロセッサーおよびBMCモジュールのSP / BMCファームウェア

自動的に更新

開始する前に
  • 有効なサポート契約が必要です。これは、ダウンロードサイト[System Details]ページで確認できます。

  • 自動更新を有効にするには、まずHTTPSを使用したAutoSupportを有効にする必要があります。クラスタでAutoSupportが有効になっていない場合や、別の転送プロトコルで有効になっている場合は、この操作の過程で有効にすることができます。

タスク概要

ファームウェア、システム、またはセキュリティ ファイルの[Enable automatic updates]ページのデフォルト設定は、ONTAPのバージョンに応じて、自動的に更新するか、通知を表示するかのいずれかに設定されます。これらの設定がお使いの環境に適していることを確認してから、バージョン固有の適切な手順を実行してください。

Example 1. 手順
ONTAP 9.16.1以降
  1. ONTAP System Managerで、[Cluster] > [Settings]の順に移動します。

  2. [Software updates]セクションで、[Enable]をクリックします。

  3. 更新タイプごとに実行する操作を指定します。

    更新タイプごとに、自動的に更新するか、通知を表示するか、自動的に更新を却下するかを選択できます。

  4. 利用条件に同意し、[Save]を選択します。

ONTAP 9.15.1以前
  1. ONTAP System Managerで[Events]をクリックします。

  2. [Overview]セクションで、[Enable automatic update]の横にある[Actions] > [Enable]をクリックします。

  3. HTTPSを使用したAutoSupportを有効化していない場合は、選択して有効にします。

  4. 利用条件に同意し、[Save]を選択します。

本トピックの構成


自動更新の有効化

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